こんにちは、転職ブロガーのキセイです。

今回は、グローバル4大会計事務所の一角、KPMGのコンサルティング部門にあたるKPMGコンサルティング株式会社について、転職検討中の方に向けて実態をまとめていきます。
「戦略?IT?どんな案件が多いの?」「年収は?」「激務なの?」そんなリアルな疑問にお答えしていきます。
KPMGコンサルティングとは?
KPMGコンサルティングは、KPMGジャパンのメンバーファームであり、経営・業務・IT・リスク領域にまたがる総合コンサルティングサービスを提供しています。
Big4(デロイト、PwC、EY、KPMG)の一角として、グローバルなプロジェクトや国内大企業のDX・リスクマネジメント支援を中心に活動しています。
主な部門と業務内容
- ■ ストラテジー&トランスフォーメーション部門
– 経営戦略、事業再編、業務改革、PMI(M&A後統合)などのプロジェクトを支援。 - ■ テクノロジーコンサルティング部門
– IT戦略立案、システム導入支援、クラウド移行、SAP導入など。
– DX推進、ITガバナンス構築などの支援も多い。 - ■ リスク&ガバナンス部門
– 内部統制、IT監査、サイバーセキュリティ、BCP策定など、企業のリスク管理を支援。
年収レンジ・福利厚生
- ■ 年収目安
– アナリスト(新卒・未経験):500万〜600万円
– コンサルタント:600万〜850万円
– シニアコンサルタント:800万〜1,100万円
– マネージャー以上:1,200万円以上+賞与 - ■ 福利厚生
- フレックス制度・リモートワーク(ハイブリッド型)
- 確定拠出年金/企業年金制度あり
- 資格取得支援制度(MBA/USCPA等)
- 語学研修・英語力支援制度あり
- 時短勤務/育休取得実績多数(男女ともに)
KPMGコンサルティングの強み・魅力
- グローバル案件が豊富:外資系クライアントや海外チームとの協働機会が多い。
- リスク・ガバナンス領域の専門性が高い:KPMGらしいリスクマネジメントやコンプライアンスに強み。
- 教育・育成制度が充実:メンター制度やオンボーディング研修が丁寧で、未経験でも安心。
退職者の声・懸念点
- 階層構造が明確:評価は公平だが、昇格には年次・実績の積み重ねが必要。
- 案件次第で忙しさに差:「繁忙期は深夜残業も」「PJによって働き方が変わる」との声あり。
- グローバル連携に英語が必須:資料・会議・メールなどで高い英語力を求められるケースも。
向いている人・向いていない人
向いている人:論理的思考が得意/チームで成果を出すのが好き/グローバルな環境に身を置きたい人
向いていない人:個人主義/明確な指示がないと動けない/ワークライフバランス最優先の人
まとめ:KPMGは“堅実かつグローバル”なキャリアを築きたい人に◎
KPMGコンサルティングは、安定性×グローバル×専門性を兼ね備えたコンサルティングファームです。
派手さよりも堅実なスキル構築を好む人、英語を使って世界と仕事をしたい人には、非常に相性の良い環境といえるでしょう。