【転職前に読んで】アバナードって実際どう?雰囲気・年収・働き方まで正直レビュー

こんにちは、起業分析.com運営のキセイです。

最近よく聞く外資系IT企業「アバナード」。名前は知ってるけど、どんな会社かよく知らない、 ちょっと転職してみようかな?と軽い気持ちで見ているあなたへ。

今回は、アバナードへの転職を検討しているけど不安があるという方向けに、 年収・仕事内容・辞めた人の本音まで、第三者視点で丁寧に解説します。

アバナードってどんな会社?

アバナードは、マイクロソフトとアクセンチュアの合弁会社として設立されたグローバルITコンサル企業です。

マイクロソフト製品に強いのが最大の特徴で、AzureやMicrosoft 365、Dynamics、Power Platformといった 「マイクロソフトの製品で業務改革する」のが仕事の中心。

つまり、SAPやAWSを使う会社とは違って、MS製品一本でDXを推進するタイプの企業なんですね。

年収はどれくらい?

アバナードは“外資系”というイメージがあるかもしれませんが、年収水準は大手日系企業に少し毛が生えた程度のイメージです。

  • 20代:450〜600万円
  • 30代:600〜900万円
  • マネージャークラス:1,000万円前後

昇給は年1回で、成果によってしっかり差が出ます。
ただし、アクセンチュアのような爆発的な年収アップはあまり期待しすぎないほうがいいです。

どんな仕事をするの?

職種にもよりますが、主に「Microsoft製品を活用した業務改革・システム開発」に携わることになります。

たとえば、顧客がExcelで行っていた業務をPowerAppsに置き換える提案をしたり、 オンプレのシステムをAzureに移行するプロジェクトを推進したりします。

コンサル・SE・PM・アーキテクト・インフラ技術者など、役割は多岐に渡りますが、 いずれも「MSの技術+業務知識」が求められる環境です。

働き方のリアル

まず、リモートワークはかなり柔軟に対応されています。 2024年以降も、在宅勤務が基本になっている部署が多く、無理に出社を強いられることはありません。

ただし、プロジェクトによっては「客先常駐あり」「夜間対応あり」など例外もあり、 あくまでプロジェクトベースで働き方が決まる、という点は要注意です。

全体としては「ワークライフバランスは保ちやすい方」と言えると思います。

辞めた人の声も見ておこう

どんな会社でも、良い面だけでなく気になる点もあります。 アバナードを辞めた人がよく挙げる理由は以下の通り。

「技術はマイクロソフト一択なので、キャリアが狭まる気がして不安になった」

「アクセンチュアっぽさ(報告・レビュー文化)が残っていて、自由度は意外と少なかった」

「外資だけど“完全成果主義”ではないので、中だるみしてる人もいて不満だった」

逆に「自分で手を動かすのが好き」「MS製品に強くなりたい」という人には、 かなり向いているという声も多かったです。

キャリアは広がる?狭まる?

これは正直、分かれます。

Microsoft製品を極めた人は、次のキャリアで「MS系に強いエンジニア」や 「Power Platform系コンサル」として高評価されることも多いです。

一方で、他社で求められるAWSやGCPの経験がないと転職に不利になる場面もあるので、 “尖った専門性は得られるけど、汎用性はやや弱い”という印象が残ります。

結局、アバナードはどんな人に向いてる?

・Microsoftの製品が好き、もしくは得意になりたい人

・クラウドやローコード開発(Power Platform)に興味がある人

・外資系だけど、ある程度バランスの取れた働き方をしたい人

逆に「なんでも触りたい」「年収ガンガン上げたい」「尖った技術志向」という人には、 やや物足りなさを感じるかもしれません。

まとめ:軽く考えてるなら、一歩立ち止まって考えよう

アバナードは、外資系っぽいけど中身はやや穏やかで、 Microsoft技術に特化した少しユニークなポジションにいる会社です。

転職を軽く考えている人こそ、

  • 「なぜここに行きたいのか?」
  • 「その先のキャリアにどうつながるか?」

を明確にしてからチャレンジしたほうがいいと思います。

勢いだけで入ってしまうと、あとで「なんか違ったな…」と感じてしまう可能性も。

でも、自分の方向性が合っていれば、確実に成長できる良い会社だと感じました。

──起業分析.com キセイ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール