こんにちは、起業分析.com運営のキセイです。

今回はクラウドCRMの世界的大手「Salesforce(セールスフォース・ジャパン)」について、 中の人のリアルな声をもとに、年収や働き方、辞めた理由まで忖度なしでまとめました。
「外資って実際どうなの?」と思っているあなたにこそ読んでほしい内容です。
セールスフォースってどんな会社?
簡単に言えば「法人向けの顧客管理クラウドシステム(CRM)」を提供している会社です。
ただのSaaS企業ではなく、営業・マーケ・カスタマーサクセスを“仕組み”で変えるプロです。
2020年代に入ってからは、日本法人「セールスフォース・ジャパン」として急拡大。
NEC、みずほ、ソフトバンク、KDDIなど、名だたる大手が顧客。
年収はどれくらい?【ガチ目安】
職種・レベル | 想定年収 |
---|---|
インサイドセールス(若手) | 500〜800万円 |
アカウントエグゼクティブ(営業) | 800〜1,300万円+インセンティブ |
ソリューションエンジニア | 900〜1,500万円 |
マネージャー〜部長クラス | 1,500〜2,500万円 |
ポイントは「ベース給与+コミッション+RSU(株式報酬)」の3層構造。
数字を出せば1,000万超えは普通に可能。ただし成果主義はガチ。
具体的な仕事内容(職種別)
- 営業職(アカウントエグゼクティブ) 企業の課題をヒアリング → Salesforce導入の提案・クロージング SFAやCRM導入が未経験な企業が多く、コンサル力が求められる
- インサイドセールス 見込み顧客の発掘・初回接触。リード獲得後に営業へパス
- ソリューションエンジニア(SE) 技術的な面で営業を支援。製品デモや構成の提案など
- カスタマーサクセス 契約後の顧客に対して活用支援・継続提案など
業界的には「営業DX」の先駆者なので、“売って終わり”じゃなく、売って育てるのが文化。
働き方:完全リモートOK、だけど…
・週5フルリモートOK(特に営業・SE)
・Slack・Zoom・Chatterがメインの社内連携ツール
・コアタイムなしのフレックス(ただし“夜対応”も時々あり)
裁量はめちゃくちゃあるけど、結果へのプレッシャーも大きいのが実態。
辞めた人のリアルな声
- 「数字を出せないと、数ヶ月単位で詰められる」
- 「“年収1000万”の裏には、半端ない精神コストがある」
- 「社内は優秀すぎて、ついていくのに必死だった」
- 「逆に、成長を求める人には最高の環境」
外資っぽく、基本は「個で成果を出す文化」。
仲は良いけど、ぬるま湯ではないです。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 自分で数字をつくれる営業職
- 論理的に課題整理ができる人
- リモートでも自己管理ができる人
向いていない人
- 指示待ち・マニュアル依存タイプ
- 「会社に守られたい」人
- 精神的にプレッシャーが苦手な人
まとめ:ハイプレッシャー×ハイリターンの世界
セールスフォース・ジャパンは、外資ならではの合理主義と成果主義を貫いています。
「やった分だけ、跳ね返ってくる」世界なので、
人によっては天国、別の人には地獄。
でも、自分を追い込んで成長したい、グローバルで通用したい という人にとっては、これ以上ない舞台だと思います。
──起業分析.com キセイ