こんにちは、起業分析.com運営のキセイです。

東京エレクトロン(TEL)と聞いて、「半導体装置メーカーでしょ?理系の人向けじゃない?」 と思う人も多いかもしれません。
でも実は、年収がかなり高水準で、しかもホワイトな働き方ができる会社として 転職市場でも「隠れ人気」が高まっています。
この記事では、そんな東京エレクトロンについて、 リアルな情報を元に「ぶっちゃけどうなのか?」をまとめました。
東京エレクトロンってどんな会社?
東京エレクトロンは、半導体製造装置の開発・製造・販売を行っている、世界有数の企業です。 特に、フォトレジスト塗布装置やエッチング装置で世界トップクラスのシェアを誇ります。
「半導体バブル」に乗って業績も好調で、2020年代に入ってから売上・利益ともに急拡大中。
売上の9割以上が海外向けというグローバル企業で、国内企業ながら完全に“外資的な強さ”を持っています。
年収水準はどれくらい?
さて、気になる年収。結論から言うと、かなり高めです。しかも、ボーナスが超優秀。
年齢・役職 | 年収の目安 |
---|---|
新卒〜25歳 | 500〜650万円 |
30代前半 | 750〜1,000万円 |
マネージャークラス | 1,200〜1,500万円 |
部長クラス以上 | 1,600〜2,000万円超 |
ベース給与も高めですが、ボーナスが年6〜8ヶ月分出る年もあるので、 業績次第で年収が跳ね上がります。
(実際、2022年や2023年はボーナス爆上がりした年です)
どんな仕事があるの?文系でもいける?
理系のイメージが強いですが、文系出身者の活躍も実は多いです。
技術職はもちろん理系中心(開発・装置設計・ソフト設計など)ですが、
- 営業(フィールドセールス):半導体メーカー向けに装置の提案・調整・納品まで担当
- カスタマーサポート:納入後のサポートやトラブル対応、現地装置立ち上げなど
- 管理系(人事・経理・経営企画):本社勤務でグローバルとやりとりあり
グローバル展開しているため、英語スキルがあれば間違いなく活かせます。
働き方はホワイト?残業は?
かなりホワイト寄りの企業です。
・月残業:15〜25時間程度(多くても30時間)
・在宅勤務制度あり(部署により差あり)
・年間休日:120日超、有休消化率も高め
特に最近は、働き方改革+若手定着に本気なので、 昔よりも“体育会的”なカルチャーは薄れてきています。
辞めた人が語るネガティブな声は?
・「開発部門は海外出張が多く、体力的にきつかった」
・「本社と現場(工場)で文化が違い、調整が大変」
・「グローバル化が進みすぎて、日本語の会議が減ってきた」
・「古株が強く、保守的な面もまだ残っている」
特に、海外出張が多い職種や、中国・韓国とのやり取りが多い部門では、 「体力」「英語」「時差対応」などのハードさを感じる人もいます。
どんな人に向いている?
・安定しつつ高年収を目指したい人
・技術や装置にロマンを感じる人
・グローバルな環境で働きたい人
・日本企業にありがちな「上司ガチャ」に疲れている人
逆に、変化の早さに疲れる人、現場派ではない人には向かないかもしれません。
まとめ:東京エレクトロンは「堅実だけど儲かる」良企業
東京エレクトロンは、まさに「日本にあるグローバル企業」。
大手企業の安定感と、外資に近い成果主義・スピード感がうまく共存している印象です。
転職を考えている人にとっては、「年収UP+ホワイト環境」という理想に近い条件が整っているので、
興味があるなら、少し本気で検討してみるのもアリだと思います。
──起業分析.com キセイ