こんにちは、転職ブロガーのキセイです。

今回は、化学業界最大手の一角を担う三菱ケミカル株式会社について、転職を検討中の方に向けて、実際の働き方や年収、退職理由などをわかりやすくまとめました。
「メーカーの中では年収高い?」「技術職の働き方は?」「事務系総合職って何してるの?」という疑問に答えます。
三菱ケミカルとは?
三菱ケミカルは、三菱グループ中核企業のひとつであり、石油化学・高機能素材・医薬品・バイオ素材・炭素繊維など、多岐にわたる事業を展開しています。
旧・三菱化学、旧・田辺三菱製薬、旧・三菱樹脂などを統合し、国内外で強いグローバルプレゼンスを持つ素材メーカーとして知られています。
主な職種・部門と業務内容
- ■ 技術職(研究・開発・生産技術)
– 高分子材料、機能性フィルム、炭素繊維、医薬品などの研究・試作・分析・プロセス開発 - ■ プラントエンジニアリング
– 化学プラントの建設・改修・保守、安全管理やDX推進 - ■ 営業職(国内外)
– 自動車・半導体・医療など多様な業界向け素材提案、技術営業、マーケティング - ■ 事務系総合職
– 経営企画、人事、法務、SCM、海外拠点支援など
年収レンジ・福利厚生
- ■ 年収の目安(参考)
– 新卒〜若手総合職:約500万〜650万円
– 中堅(30代):700万〜900万円前後
– 管理職:1,000万〜1,300万円以上 - ■ 福利厚生・社内制度
- フレックス制度/在宅勤務制度(部署により)
- 社宅・独身寮完備(地方勤務あり)
- 年間休日123日以上、有給取得率高
- 企業年金、退職金制度、持株制度あり
- 育休・時短制度、女性管理職登用も推進中
三菱ケミカルの強み・魅力
- 日本最大級の素材メーカー
製品は世界中で利用され、経済インフラを支える存在。 - 多様なキャリアパス
研究、営業、管理系まで幅広く、海外赴任チャンスも豊富。 - 安定基盤 × 挑戦のバランス
財閥系企業ながら、SDGsやサステナ素材など先進分野へも注力。
退職理由として挙がる声
- 部署・勤務地ガチャ
異動や転勤があるため、キャリアパスが読みにくいと感じる人も。 - 年功序列の色が残る
制度改革は進んでいるが、古き良き大企業文化が根強い部署も。 - 一部の部署で業務量が偏る
特に工場勤務やプラント系は忙しさに波あり。
向いている人・向いていない人
向いている人:素材・化学に興味がある/安定企業で長期的に働きたい/海外展開に関わりたい
向いていない人:ベンチャー志向/スピード昇進を目指す/勤務地の自由度を重視する人
まとめ:三菱ケミカルは「安定×社会貢献」を両立できる化学メーカー
三菱ケミカルは、安定した経営基盤と豊富な研究開発リソースを持ち、世界中の産業を支える素材メーカーとして圧倒的な存在感を誇ります。
長期的に腰を据えて働きたい方、研究開発に携わりたい方、そしてグローバルに活躍したい方にとって、有力な転職先の一つです。