こんにちは、転職ブロガーのキセイです。

今回は、外資系製薬大手の一角を占める「MSD株式会社」について取り上げます。
製薬業界志望の方、外資系企業に興味のある方に向けて、実際に働いていた方々の声や退職理由、転職先の傾向をまとめてみました。
MSD株式会社とは?
MSD株式会社は、アメリカに本社を持つMerck & Co., Inc.の日本法人。がん免疫療法薬「キイトルーダ」やワクチン、糖尿病治療薬などで有名です。
給与水準や福利厚生は外資系ならではの高さがあり、年収や成果にこだわる人にとっては非常に魅力的な企業といえるでしょう。
MSDを辞めた人のリアルな退職理由
私のもとに寄せられた声やSNS、転職エージェント経由の情報を元に、よく聞く退職理由をまとめると以下のようになります。
- 成果主義とプレッシャー
「年収は高いけど、その分成果が出なければ立場が危うい」との声が多数。営業職・マーケ系では数値プレッシャーが特に強いようです。 - 組織再編が頻繁
「せっかく慣れた部署がまた変わった」「リーダーが突然異動した」など、柔軟性が求められる環境。 - 意思決定がグローバル主導
「日本の事情が反映されづらく、方針が降ってくるだけ」という声も。自発的な改善や提案が通りにくい印象。
転職先はどんな企業が多い?
MSDを辞めた後に多い転職先は、以下の3パターンに分かれます。
- 他の外資系製薬会社(例:ノバルティス、ファイザー、アストラゼネカなど)
給与水準を維持したい人に人気。 - 日系大手製薬会社(例:武田薬品、大塚製薬)
やや安定志向へシフトしたい層に選ばれています。 - 医療系スタートアップ・ベンチャー
自由度を求める人や、現場に裁量が欲しい人が選ぶルート。
MSDに向いている人・向いていない人
向いている人:成果を出すことに自信があり、変化にも柔軟に対応できる人。英語に抵抗がなく、グローバルな環境でキャリアを伸ばしたい方。
向いていない人:安定を重視したい、長く同じ部署で働きたい、人間関係重視の方にはミスマッチかも。
まとめ:MSDは「合う人には最高」。でも、向き不向きがハッキリ出る会社
MSD株式会社は、実力主義の中でキャリアを磨きたい人には抜群の環境ですが、そうでない人にはストレスが大きくなることも。
これから受けようか迷っている方、ぜひ「自分に合うかどうか」を軸に考えてみてください。
私のブログでは、他の製薬企業の評判も比較記事として紹介しているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください!