【ぶっちゃけレビュー】楽天カード株式会社って実際どう?年収・仕事内容・辞めた理由までリアルに解説

こんにちは、起業分析.com運営のキセイです。

「楽天カードマン♪」のCMでおなじみの楽天カード。 楽天経済圏の中心にある会社だけに、気になっている人も多いはず。

でも、実際のところどうなのか?
今回は働いている人・辞めた人の声、具体的な仕事内容までガチで掘り下げます。

楽天カードの基本スペック(待遇・年収)

年代・職位想定年収
20代前半(新卒~3年目)400〜520万円
20代後半〜30代前半500〜650万円
係長クラス700〜800万円
管理職900〜1,200万円

給与テーブルは楽天グループ基準で、固定給+賞与(年2回)
残業代は支給されますが、部署によって残業時間はバラバラです。

実際の業務内容:配属部署によって全く違う

楽天カードの業務は大きく4つに分かれます。

  • カード企画・プロダクト開発
    ・新しいカードの企画(例:楽天PINKカード)
    ・ポイント還元キャンペーンの設計

  • 加盟店営業(アクワイアリング)
    ・楽天カードを導入してくれる店舗を拡大する
    ・楽天ペイやモバイル決済との連携提案も

  • 信用審査・与信管理
    ・顧客の属性・信用情報を元に審査スキームを設計
    ・AI与信や機械学習との連携も一部あり

  • コールセンター・カスタマーサポート
    ・カード利用者からの問合せ対応
    ・一部、オペレーション改善やマニュアル整備も担当

上記以外にも、法務・経理・システム(楽天カードアプリ)なども存在します。

実は多い?辞めた人のリアルな理由

僕が集めた退職者インタビューとオープンな口コミを整理すると、主な理由は以下。

  • 出世のスピードが遅い(年功序列傾向がある)
  • 縦割りの文化が強く、裁量が持ちにくい
  • IT企業らしからぬ、紙文化や内製化遅れがある
  • 社内政治に疲れた(特にグループ間調整)

楽天グループ特有の“英語朝会”や“社内Wiki文化”なども賛否あります。
海外拠点や外国人社員との連携が多い部署では、TOEIC800点以上が必須な空気も。

働き方はどう?

リモート可(部署により変動)
フレックス制度あり(ただし形骸化の声も)
残業時間は月20~40時間が平均
本社は天王洲アイルの綺麗なオフィス

コールセンターなど一部部署は完全出社必須。 一方で管理系や企画系は、柔軟な働き方をしている人もいます。

向いてる人・向いてない人

向いてる人

  • 楽天経済圏に興味があり、成長市場に関わりたい人
  • 英語に抵抗がない人
  • 与えられた役割をしっかりこなすのが得意な人

向いてない人

  • 自分で裁量を持って新しいことをしたい人
  • スピード感のあるベンチャー的働き方を求める人
  • ロジックよりも感覚で動くタイプ

まとめ:安定とブランドを得られるが、変革を求める人には物足りないかも

楽天カード株式会社は、知名度・安定性・福利厚生の面では申し分ありません。

ただし、“自分で仕掛けていきたい人”には、少し物足りなさを感じるかもしれません

「大きな会社の中で堅実にキャリアを積みたい」タイプの人には、フィットしやすい職場です。

あなたの「これからの働き方」がどういうものかを、しっかりイメージした上で選ぶのがおすすめです。

また、起業分析.comでは、楽天グループの他企業やフィンテック業界のリアル情報も更新予定なので、気になる方はチェックしてみてください。

──起業分析.com キセイ

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